祭・芋掘り・定植・熟成!

祭・芋掘り・熟成!

前回記事六連の日!MUTSURE DAY 2023!!から随分と時間が経ってしまったが、みんな元気です。

<このページの目次>
  1. 2023年も例大祭に参加!
  2. 六連さつま収穫祭2023!
  3. 六連オニオン定植!
  4. 六連さつま熟成!
  5. まとめ

2023年も例大祭に参加!

2023年10月5日、六連島の例大祭にチームMUTSURE.JPで参加させてもらった。
その年ごとに各組の持ち回りによって行われる神事で、MUTSURE.JPは3回目の参加となる。
面白いのは組毎に雰囲気が異なる点で、今年は厳かというよりは賑やかな印象を受けた。

その為か、終始和やかでリラックスした空気が漂っていた。
今年も誰かウ○チ踏まないかなと期待していたが、残念ながらルート上にウ○チはなかったのだよ…。

ワイワイワイワイ、この賑やかさは正に祭の様相!ワーキャー言いながら神輿を担いでいると…

!?

突如とんでもない重さが肩にのしかかる!和やか故か、絶対に誰かが悪ノリしている。
『誰やー!』『重い!重い!!』と神輿担ぎは更に賑やかさを増す。

あまりの楽しさでアッという間に例大祭は終わり、食事が済んだら師匠と一緒に畑へと向かい六連さつまの様子をチェック。

師匠の日頃の管理のおかげでバッチリ!いつもありがとうございます。

六連さつま収穫祭2023!

六連さつま収穫祭2023は、天候や生育状況の関係で奇しくも下関市のマラソン大会と日にちがカブってしまい参加者は例年よりも少なめ。

定植時と同じく、六連島のレジェンド目黒さんの指導を仰ぎながら収穫を行う。

目黒さんから畑の土が固い場合の鍬の入れ方(目から鱗でした)を教えてもらい、みんなでガンガン収穫していく。
バイブスバイブス引っこ抜き♪と軽快なリズムを口ずさむが、気温も高く太陽が照り付ける中での作業は、土の硬さも相まって参加者の体力を奪っていく。
徐々に口数は減っていき…楽しい芋掘り体験は、過酷なガチ労働へと、その様相を変える。

『わ…皆さん何かごめんなさい』と、心の中で呟きながら黙々と掘っていく。

参加してくれた皆さんの懸命な作業によって、無事に六連さつまを収穫することができた。
結果的にとんでもなく過酷な労働になってしまったものの『楽しかった』と言ってもらえたことで、幾分か救われた気がした。

今回のMVPは、最後の最後まで元気だった子供たちに贈りたい。

帰りに、目黒さんや島の方々から沢山の花をいただき、六連の花の美しさに疲れ切ったはずの身体が軽くなる。
参加者の民さんもお土産の花を手に、嬉しそうに船へと乗り込む。

毎度六連島のみなさんのお心遣いには痛み入る。
今年の六連さつまも大変お世話になりました。ありがとうございます。

六連オニオン定植!

ありがたいことに、今回の六連オニオンはレジェンド目黒さんの畑をお借りして、ご指導を仰ぎながら作っていくことになった。

島の方々からも『一等地』『最高の畑』と、目黒さんの畑の地力の高さを説かれると同時に、凄まじい緊張感に襲われることとなった。

今回の定植は7000本。

7000本に対して7人で島を訪れた我々は無謀だろうか?もちろん無謀である。
無謀ではあるが、この時には4年目ということもあり妙な自信があったのだ。
そして思い知ることになるんだ…如何に無謀であったかを…。

詳細は省くが、そりゃあもう凄まじかった。
完璧な定植計画が準備されており、ここまで計算され尽くしたものなのかと一同驚愕。
細部への拘り、これらが美味しい作物を育てるのだなと改めて目黒さんの偉大さを知る。

そこからは緊迫した空気の中、真剣な眼差しで各々定植と向き合う。

日も沈み、帰りの船の時間が迫り来る中なんとか7000本の定植が完了。

お土産に目黒さんの育てた野菜をいただいた。
いただいた野菜を持ち帰って食べると…更に目黒さんの偉大さを知ることとなった。

レジェンド目黒さんに師事した今回の六連オニオンは大いに期待していいと思った次第。
続報を待たれよ、でござんす。

六連さつま熟成!

収穫した六連さつまを熟成させる為に、一本一本新聞紙に包んでいく。
他愛もない話をしながら数人で包んでいくこの時間が、中々愉しかったりもする。

包んだ後どう熟成させているかについては、伏せさせていただく。

熟成させること二ヵ月半。

試し焼き。

たっぷりが出ておるではないかっ!!

繊維の無い非常に滑らかな焼き上がり!!

スプーンで潰しただけで超滑らか!濾し器を使ったらとんでもないことになりそうな予感。
もう少し寝かせて2月頃には六連さつまプロダクトとして、世に放たれることになりそうだ。

お楽しみに!!

まとめ

六連島に行くと色々なことを感じる。
メディアで目にする”こだわり農家”とは違うこだわり…否、伝統と呼ぶべきなのか?具体的な言い方が見当たらない凄さがある。

断っておくがメディアに登場する”こだわり農家”を否定しているわけではない。

六連島の農業には、それとは別の何かがある。
目黒さんと一緒に作業をさせていただいて感じたのは、目黒さんの動作には全て意味があるということだ。

ひとつひとつの動作が丁寧で、決して遅いわけではなく…否、寧ろ速い。
何と言えば伝わるだろうか…うーん、自然と一体になっているというか、自然の一部というか、地球だとか大地だとかの一連の流れの中のひとつと言えばいいだろうか。

生意気な言い方になるが、目黒さんは非常に本質的なのだ。

そんな目黒さんから、これからもしっかりと学ばせていただきたいと思ったんだ。

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