島グルメ『六連バーガー』農業修行!!
修行させてください!!
『六連バーガー』の実現に向けて本気で動き出した前回。
一生懸命頑張ったけど…圧倒的に経験が足りない!もっともっと経験が必要だということで『下手くそですけど作業のお手伝いをさせてください!』とお願いしてみたところ…六連島で畑を営むYさんがサツマイモの収穫をさせてくれた。
<サツマイモの収穫の流れ>
①蔓を刈り取る
②鍬を入れサツマイモを獲り出す
③土を払って収穫ボックスへ
①蔓の刈り取りは難無くできたが、②の鍬を入れるのが難しい!土の質なのか、サツマイモ畑がそもそもそうなのか、土が固くて中々鍬が入らない…【芋掘り】のイメージが完全に覆った瞬間だ。
道行く島の方々が親切に指導をしてくれるものの一向に上達しない。
力任せに鍬を振るえばサツマイモを傷つけ、サツマイモに傷をつけないように意識すると鍬が入っていかない…『芋掘りってめちゃくちゃ難しいんですね…』
『そうだ!スコップだ!スコップで掘ればいける!!』そう考えたMUTSURE.JPはUさんの所へスコップを貸りに。
Uさん『は?スコップ?芋やろうが?芋でスコップとか聞いたことないぞ!鍬でやれ!』
MUTSURE.JP『そこをなんとか』
Uさん『まあ、やってみたらええ、やってみたらわかるいや』
MUTSURE.JP『ありがとうございます!!』
この時のUさんの『やってみたらええ』の意味が、後にわかることになる。
『いけた!!』スコップを使うとサツマイモを傷つけることなく獲り出すことができた。
そうして作業を続けていると…道行く島の方々から『スコップで掘りよるんかね?!そんなん聞いたことないわーね!六連始まって以来よ!前代未聞じゃあね!!鍬でやり!鍬で!!』と沢山のご指摘を頂いた。
MUTSURE.JPはこのご指摘を好意的に受け止めた『六連島のサツマイモ収穫に新たな歴史を刻んだな』と。
…アホである。
自分たちのアホさ加減に気付いた時には畑はグチャグチャ(本当にゴメンナサイ)になっていた。
畦は消え、サツマイモが埋まっている場所がわからなくなり、手当たり次第に掘るしかない状態なってしまった…痛恨の極みとは正にこのことを言うのだろう。
Uさんの言っていた『やってみたらわかる』ってこういうことだったんですね…。
この後Mさんの指導を受けさせて頂き、大いに反省したMUTSURE.JPには、今後気を付けるべき点がいくつか見えてきた。
①指導して頂いた通りの方法でやる!基本もできていないのに創意工夫は必要無し!
②大人数で作業しない!畑の規模に合わせた人数設定で行う!でなければ畑が踏み荒らされてしまう。
③無駄な力を抜く!土や野菜と呼吸を合わせるべし!
素人のMUTSURE.JPに快く収穫をさせてくださったMさんには心から感謝したい。
六連島の心意気!!
サツマイモ収穫チームとは別行動のガーベラチームも多くの学びがあったようだ。
出荷するガーベラの花弁を傷つけないように一本一本花弁を包んでいく作業の手伝いをさせてもらった。
こんな風に素人であるMUTSURE.JPに、大切な商品に関わる作業をさせてくれる六連島の皆さんの心意気には本当に感謝しかない。
故にMUTSURE.JPも『いつか、何か、必ず六連島のお役に立ちたい!』と本気で考える。
その矢先…
【六連島のサザエ】と【収穫したサツマイモ】で六連島バーベキューが開始!!
『えっ?!そんな!いいんですか??』
お役に立つどころか【六連島のおもてなし】を受ける。
一生分のサザエ、人生最高のサザエを食べさせてもらった!!
収穫したサツマイモもすごく甘い!!この甘さが六連島の可能性のひとつであることを知るのはもう少し先の話となる。
六連の誇り、そして想い。
バーベキューをしながら、六連島の皆さんと色んな話をした。
何故MUTSURE.JPに協力してくれるのかや、それは島の総意ではないこと、いいこともそうでないことも話してくれた。
喜びの声も、耳の痛い話も、これからのことも、問題点も、当事者として扱ってくれていることが、信頼されているようで嬉しかった。
UさんやMさん、会長さんの六連の誇りと想いに触れさせてもらったMUTSURE.JPは、益々六連島のファンになったのは言うまでもない。
六連島に参加させて頂く喜び、これから訪れるであろう苦も楽も、みんなで味わいながら六連島との日々を豊かにしていこうと心に決めたそんな一日だった。
つづく。
さあ!いよいよ次回はタマネギの定植!苗も準備したし予習もした!あ!立札作んなきゃ!!