六連島の避難所を補修せよ!!
六連島避難所&集会所補修プロジェクト!『六連島の避難所を補修せよ!!』
※この記事はあくまでMUTSURE.JP(六連ファングループ)の個人的な記事です。
地域おこし協力隊員ミヤギについてはコチラ→地域おこし協力隊がやってきた!『おかえりっ!ミヤギ!!』
はじまりは雨漏り
– どこから…何から話せばいいだろうか… –
あれは8月、地域おこし協力隊としてミヤギが赴任してすぐの雨…お盆頃だっただろうか、、、それはそれは勢いよく雨が降った。
長年雨漏りを放置しているとは耳にしていたが、実際に目にすると中々のものがある。
『もはや惨劇!』と呼ぶことに些かの抵抗もないほど建物内部は水浸しになった。
それでもこの笑顔…大丈夫…なのか?
ミヤギを心配する人々が『雨漏りを止めよう!』と動き出すのに然程時間はかからなかった。
どのくらい昔の建物なのかは知らないが、今は六連島の避難所、集会所として活用されているこの建物の一部をミヤギは間借りしている。
屋根に上がってみると、経年劣化とやらで無数の穴があいていた。
お金をかけずにマンパワーのみで穴を塞ぐ方法をみんなで考えた。
MUTSURE.JPメンバーそれぞれが、知り合いの大工さんや建築関係の方々に助言を求めた。
たくさんの助言を頂き、その中から素人でも頑張ればできそうなものに挑戦してみることにした。
屋根から見る景色は最高で、その美しさに酔いしれた。
しかし絶景に酔いしれたのも束の間…灼熱の太陽と照り返しがミヤギとメンバーを襲った。
あまりに汗を流し過ぎて水分の補給が追い付かない灼熱地獄…完了 → 漏れた… → 完了 → 漏れた → 完了 → 漏れた…を幾日も繰り返し、ようやく雨漏りを止めることに成功したんだ。
ミヤギの想い
ひと月以上の時間を費やして何とか雨漏りを止めることができたものの、その傷痕はあまりに深過ぎた。
壁や天井の剥離、雨によるシミやカビ…この環境で人間は生きていけるのだろうか?おそらく生きていける。
あとは気持ちの問題だ…と思う。
ゆえに『大丈夫やろ!』と言う人もいれば、『この環境で生活するのはあんまりだ!』という人、『なんとかしてあげたいよね』等、感じ方も様々だ。
しかしどうやら色々と複雑らしくMUTSURE.JP(六連ファングループ)の手出しはここいらが限界だろうと思っていた。
そしたらさ!そしたらよ?ミヤギが何て言ったと思う?!
俺の部屋は別にどんなのでもいいんスよ。
ただ…島の皆さんが安心して避難できる場所、気持ちよく集える場所を目指したいんスよね。
この想いに多くの人が心動かされ、行動を起こしたのは言うまでもない。
MUTSU 6 Tシャツ登場!
新たな六連島プロダクトが生み出された。
その名もMUTSU 6 Tシャツ(ムツシックス)と言うらしい。
六連島の6つのシンボル(六連島灯台・雲母玄武岩・ガーベラ・六連の日・ウニ・山羊のダイフクとアンコ)をアイコン化したデザインで、このMUTSU 6 Tシャツの売上を避難所の補修資金にするようだ。
もちろんMUTSURE.JPも購入した。
もう在庫はあまりないらしく、BAGDAD CAFEに置いてあるもので最後とのこと。
手に入れるなら今かもしれない。
つづく
補修作業をしていると『ミヤギー!』『ミヤギ君!!』『ミヤギ君おるかね?』と、本当に多くの島の皆さんが訪れる。
MUTSURE.JPは、いちファンでしかない。
時々お手伝いに参加する程度でしかないが、行く度に関わる人たちが増えている事実に驚きを感じる。
これも地域おこし協力隊員ミヤギの日々の積み重ねによるものなのだろうなと感心すると同時に、関わる人々が彼の持つ可能性に夢を見てしまうのも、是また事実なのだろう。