ミヤギより招集!六連島例大祭に参加せよ!!

ミヤギより招集!六連島例大祭に参加せよ!!

地域おこし協力隊員ミヤギについてはコチラ→地域おこし協力隊がやってきた!『おかえりっ!ミヤギ!!』

<このページの目次>
  1. ミヤギより招集!
  2. 『だ、大丈夫だろうか?』募る期待と不安
  3. ちょーさじゃーっ!!
  4. 祭りが繋ぐご縁

ミヤギより招集!

あれは9月頃だっただろうか『神輿担いでみませんか?』と、ミヤギより連絡があった。

『神輿?神輿ってみこし?MIKOSHI?えっ?う、うん。』
端折って言うと、毎年10月5日に六連島で行われる神事に参加予定だった人たちが諸々の事情で参加できなくなり、神輿を担ぐ人員が足りないとのことだった。

『神様とか作法とか全くわからんけど、それでもよければ是非参加させてください!!』と、みんな参加の意向を示した。

『だ、大丈夫だろうか?』募る期待と不安

『とは言えね、とは言えよ?神輿担いだことないやん?』という人が殆どだった。

参加予定者たちの期待と不安が入り混じる…
・神輿の重量
・神輿を担ぐときの服装
・神輿を担ぐ距離
・掛け声
・段取り諸々
みんな不安はそれぞれあったが、最も大きな不安は“自分たちの不手際で、頑張っているミヤギの顔を潰すようなことがあってはいけない”という共通のものだった。

そうこうしている内に10月5日はやってきた。
緊張の面持ちで八幡宮へ行き、準備されていた法被を受け取る。

そして神事がはじまる。

六連島八幡宮が厳かな雰囲気に包まれた。
そしていよいよ…

ちょーさじゃーっ!!

神輿が担ぎ出される。

威勢のいい掛け声と共に神輿を上下に揺らしながら回転していく。
この時MUTSURE.JPメンバーは掛け声が聞き取れていない…。

浜に向かう為に八幡宮の階段を下りていく。
バランスを崩さないように、鳥居に神輿の頭?をぶつけないようにみんな必死。
これがかなりしんどい。

ミヤギは先頭でしっかり声を出している。

しかしMUTSURE.JPメンバーには掛け声が聞き取れない。
一同苦肉の策で『んーんーんー!!』と、ハミング気味にリズムだけでも合わせてみる。

浜に着いてから掛け声が何なのか思い切って聞いてみた。
『ちょうさじゃ』と言うらしい。
『ちょいさ!よいさ!』が変化したとか『ちょうさやようさ』という狂言「千鳥」のやりとりが元になったとか、諸説あるらしい。

掛け声がわかってからのMUTSURE.JPメンバーたちは、自信満々『ちょーさじゃー!!』と元気よく声を発した。

祭りが繋ぐご縁

神事が終わった後は神輿や八幡宮の片付けも一緒にさせてもらった。
みんなでワイワイしながら片付けた。
片付けながら思ったんだ。

これこそが地域のにぎわいと呼ぶものなんじゃないかって。

そのにぎわいの仲間に入れてもらえて、六連島の皆さんと仲良くなれて、こんな機会を与えてくれた地域おこし協力隊ミヤギに感謝したい。
“関わる度に好きになる”ほんと不思議な島だ。

翌日、肩にとてつもない痛みを感じたのは言うまでもない。

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