島グルメ『六連バーガー』をつくりたい!!

六連島グルメ『六連バーガー』開発記。

【随時更新】六連島グルメ『六連バーガー』の開発を記していきます!!

<このページの目次>
  1. はじまりは長老たちとの談笑
  2. 下関のハンバーガー屋さんを探して…
  3. マジで甘かった!六連のタマネギ!
  4. つづく。

はじまりは長老たちとの談笑

2019年の10月頃だっただろうか…六連島の長老たちとの談笑の中で、Tさんが自家消費用に栽培しているタマネギが抜群に美味いという話を聞いた。

長老たちが絶賛する中、生産者であるTさんも『生でかじってみ!甘いぞ!』と自信有り気に笑う。

タマネギを生でかじる?甘い?新玉とやらが甘いというのは聞いたことがあるものの、そんなに言うほど甘いのだろうか?想像がつかないと思いつつも、次第にTさんの作るタマネギに興味が湧いていった。

Tさんの作るタマネギの甘さは想像の中で膨れ上がり、Tさんのタマネギを使ったハンバーガー(なぜハンバーガーに至ったかは不明)を食べたいと思うようになった。

そう、想像の中のハンバーガーをいつしか『六連バーガー』と呼びはじめ、まずは実際にタマネギを食べてみたいと思い、島に行く度にTさんの姿を探した。

下関のハンバーガー屋さんを探して…

『六連バーガー』を実現するにはやはり本職のハンバーガー屋さんの助けが必要だと考えた。

一番最初に頭を過ったのは、とあるイベントでハンバーガーを出店していたお店。

そのお店のハンバーガーは、ベーシックなスタイルで作り手の律義さが伝わってくる誠実なハンバーガーという印象だった。

早速お店を訪ね、作り手である店主に『六連バーガー』についてのフワッとした話をする…説明下手のフワッとした話にもかかわらず『面白そうだ』と意気込んでくれた店主の漢気を生涯忘れることはないだろう。

調理の話は大方まとまった、次は試作の為にタマネギを手に入れなければ…。

マジで甘かった!六連のタマネギ!

暫くしてようやくTさんに会うことができ、タマネギをいただいた。

Tさんは自嘲気味に『今年のはイマイチやけど、生でかじってみ!甘いけえな!』と袋一杯のタマネギを手渡してくれた。
短い時間ではあったがTさんと色んな話をした。

早速生でかじってみた。
『え?』
『えっ?』
『ええっ?!』
今まで食べたことのない、記憶にあるタマネギとは全く違うタマネギに心底驚いたと同時に、益々『六連バーガー』に対する想いは強くなった。

生はもちろん、焼き、揚げ、水にさらす、色んな食べ方をしてみた。
どの食べ方も広がる甘さ、歯応え、旨味、どれをとっても記憶にあるタマネギを凌駕していた…。
『うん!生がいい!!』

つづく。

完成までの道のりは続く。

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